2022年04月28日 17:41
高成長維持のMonotaRO、施工管理アプリに出資
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MonotaROが4月28日、2022年1~3月期決算を発表。売上高は前年比18.7%増の546億円、営業利益は10.9%増の66億円だった。

2000年に創業。工場・工事用や自動車整備用の間接資材に特化した通販を展開。ECサイト「モノタロウ」とカタログ冊子(約310万部)で販売し、商品点数は1800万点超。現在の時価総額は1.13兆円と、2006年のIPO時(276億円)から株価が爆発的に上昇した銘柄として知られる。

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ネット広告出稿やSEOによる自社サイトへの誘導、ダイレクトメール送信など販促を積極的に展開。1~3月期に31.7万口座の新規顧客を獲得し、累計会員数は710万口座にのぼる。

大企業顧客を対象とした、購買管理システム事業は売上高が35.3%増の119億円と順調に拡大。営業体制の強化が奏功した。海外事業は、韓国子会社が新型コロナ再拡大の影響で計画未達だった。

通期は売上高2,260億円(19.2%増)、営業利益243億円(1.0%増)を見込み、新規顧客は131万口座獲得が目標。また施工管理アプリ「KANNA」を運営するアルタグラムへの出資を発表。自社顧客に同アプリを紹介するなど、新規分野として注力する。