2022年04月27日 18:22
サイバーエージェント、「WINTICKET」取扱高が倍増
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サイバーエージェントが27日、2022年9月期第2四半期決算を発表。四半期の売上高は1,911億円(前年比16.9%増)、営業利益は257億円(同0.6%減)。引き続き力強い成長をみせた。

主力のインターネット広告事業は売上高970億円(前年比20.3%増)、営業利益は74億円(同3.3%増)で、ともに過去最高を更新。小売流通企業等の広告事業を創出する「協業DX」を強化。3月にはANAグループの予約情報や顧客データ等を活用した広告事業支援を発表した。

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ゲーム事業は売上高690億円(前年比7.9%増)、営業利益は213億円(同7.8%増)。「ウマ娘 プリティーダービー」「グランブルーファンタジー」の周年記念が貢献。2022年は呪術廻戦や東京リベンジャーズなど、有力他社IP3タイトルを提供予定だ。

メディア事業は売上高273億円(前年比37.9%増)、営業損失は19億に縮小。公営ギャンブルアプリ 「WINTICKET」は取扱高が前年比2.1倍の679億円。競輪はネット投票市場自体が前年から1.3倍に拡大する中、シェアを31%(同12pt増)に拡大した。

2022年9月通期の業績予想は、売上高7,000億円(前年比5.0%増)、営業利益700億円(同32.9%減)を見込む。