2022年04月27日 06:00
マイクロソフト「Azure」の高成長続く
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Microsoftが4月26日、2022年1〜3月期決算を発表。売上高は494億ドル(前年比18%増)と前回予想の上限(493億ドル)を超えた。営業利益は204億ドル(同19%増)。

3月4日にNuanceの買収を終え、売上高1.11億ドルの貢献。Nuanceは音声認識技術に強みを持つ企業で、ヘルスケア領域に強い。米国では医師の55%以上が利用する。

株価は時間外1.5%の下落。昨日終値時点での時価総額は2.03兆ドル(株価収益率28.8倍)だった。

Microsoft 売上構成

ソフトウェア

人材、広告ともに需要強くLinkedIn売上が前年比34%増。Officeシリーズも二桁成長を維持し、Microsoft 365個人向けの有料会員数は5,840万件を超えた。

クラウド

Azureが前年比46%と高成長を続ける。サーバー製品は同5%増。ハイブリッドな働き方の拡大が同事業の追い風となっている。

コンピューティング

前年からの反動もあり、ゲーミング売上は前年比6%増。うちXboxコンテンツ・サービスは4%増にとどまった。Xboxハードウェア売上は「X|S」シリーズ好調で14%増。