2022年04月26日 17:07
マクアケ、通期予想を大幅に下方修正
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クラウドファンディングサービスを手がけるマクアケが4月26日、2022年9月期通気業績予想の修正を発表。売上高は前回予想から24.2%減の47億円、営業利益は0円(前回は4.65億円の黒字)と、大幅な下方修正となった。

コロナ禍での急成長により、ユーザー体験が悪化。サービス品質向上に向けてキュレーターや審査法務のオペレーション体制強化を図っているものの、当初より2~3ヶ月程度の遅延が発生しているという。

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同日発表した第2四半期決算は、四半期単体の売上高が10.9億円(前年比1.5%減)、営業損益は5,600万円の赤字(前年は8,800万円の赤字)となった。

応援購入総額(GMV)は前年比5.2%減の50.2億円。一方で、Makuake以外のサービスにおける売上高が成長したことで、テイクレートは0.9pt上昇。

掲載開始数やメディア露出数の減少により、アクセスUUは前四半期からは微減したものの、前年比では28.2%増の1,443万人。会員数は33%増の209.5万人と堅調に推移した。

足元では、Makuakeの生態系を拡大する新サービスの1つ「応援仕入れサービス」が4月に独立サイトでローンチ。今後もオペレーションの改善や新機能リリースなどを進め、「下期からはCVRの改善が図れる」と見込んでいる