コーエーテクモ、500万本級の新規タイトル投入計画
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コーエーテクモホールディングスが4月25日、2022年3月期本決算を発表。売上高は前年比20.5%増の727億円、営業利益は41.5%増の345億円。純利益は19.7%増の353億円と12期連続で最高を更新。
コーエーとテクモが2009年に経営統合。ゲームなどのエンタテインメント事業のほか、ライブハウス「KT Zepp Yokohama」など不動産事業も手がけている。

エンタテインメント事業は売上高688億円(前年比21%増)、セグメント利益338億円(同41%増)。成長を牽引したのは、オンラインモバイルだ。スマホゲーム「三國志 覇道」や「三国志・戦略版」が引き続き好調で、売上高は前年比41.9%増の354億円 だった。
2023年3月期業績予想は売上高770億円(5.8%増)、営業利益325億円(5.9%減)。IP許諾収益を保守的に見積もったことで減益を見込む。パッケージ販売は940万本を想定。
今期スタートの3カ年計画では2025年3月期に売上高1,000億円、営業利益400億円が目標。500万本級の新規IP実現と毎期200万本級タイトル発売、スマホゲームで月商20億円タイトル創出を目指す。IP事業の強化と中国ビジネスの拡大も図る。