ウォンテッドリー上方修正 営業利益、当初の1.8倍に
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ウォンテッドリーは4月14日、2022年8月期本決算の上方修正を発表した。旺盛な採用需要を背景に、ビジネスSNS「Wantedly」が想定より堅調に推移していることを背景に、大幅な増益を見込む。
営業収益予想は、当初より1億円積み増して44.5億円に。営業利益は5億円増の11億円になる見通しだ。

同日発表した2022年8月期2Q決算は、四半期単体の営業収益が11.1億円(前年比30%増)、営業利益が2.2億円 (同6%増)と堅調。新規獲得が堅調に推移し、登録ユーザー数は339万人、登録企業数は4.2万社に伸長した。
2Qはエンゲージメント広告費を2.9億円を投じた。3Q~4Qは、投資対効果を重視して広告費を見直す予定。営業収益・経常利益、純益は大幅に増加する見通しだ。
新規事業として注力している、オンライン社内報「Story」、福利厚生サービス「Perk」、チームマネジメント「Pulse」はそれぞれ「利用が拡大」していると説明。ただ、詳細な数字は明かしていない。