2022年04月14日 12:40
ファッションサブスクのRent the Runway、新型コロナの影響緩和で91%の増収
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衣料品のレンタルサービスを手がける米Rent the Runwayは4月13日、2021年度第4四半期決算を発表。売上高は前年同期比91%増の6,410万ドル。営業損益は2,990万ドルの赤字となった。

Rent the Runwayは2009年創業。2021年に米ナスダック上場。本社はニューヨーク。高級ブランドの洋服をレンタルできるサブスクリプションサービスを提供。2021年6月には、ファッションアイテムのリセール事業にも参入している。

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同期はアクティブ会員数が前年同期比110%増の11万5,240人に増加。新型コロナウイルスの影響緩和で需要が大幅に回復した。

2021年度通期では、売上高は前年比29%増の2億330万ドル。営業損益は1億2,590万ドルの赤字。また、粗利益率は前年比24.5%増の34.3%に向上。パーソナライズしたサブスクプランの導入やアイテムの追加レンタルオプションの利用増などが利益向上に貢献した。

同社は2022年の売上高について、前年比45〜50%増の2億9,500万ドル〜3億500万ドルとの見積もりを発表。アクティブ会員数は13万〜13万2000人まで増加すると予想している。