アマゾン、無料動画配信サービスの名称を変更
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米アマゾンは4月13日、同社の無料動画配信サービス「IMDb TV」を「Amazon Freevee」に改称することを発表。今回で2度目のリブランドで、新たなサービス名は4月27日から適用される。
IMDb TVは2019年1月に「Freedive」という名称でスタート。アマゾンが1998年に買収した映画情報サイトであるIMDbの米国向けサービスとして、無料で広告付きのテレビ番組や映画などを配信。その後、2019年6月にIMDb TVに改称されていた。
AVOD(Ad Supported video-on-demand)と呼ばれる広告型の動画配信サービスは過去数年で急成長。IMDb TVも過去2年で月間アクティブユーザー数が3倍に増加。ストリーミング端末の販売を促進する側面もあり、アマゾンにもこの意図があったとされる。
アマゾンは今回のリブランドにあたって、同サービスのオリジナル番組・映画のさらなる充実にも言及。今年後半にはドイツでもサービスを開始する予定だという。
なお、同社は今年3月、米映画制作大手のMGMの買収を完了。ストリーミング市場での競争力を高めていた。