Epic Games、ソニーとレゴ創業者ファンドから20億ドルを調達
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人気ゲーム「フォートナイト」を手がけるEpic Gamesは4月11日、新たに20億ドルの資金調達を発表。ソニー・グループとレゴ創業者一族の投資会社であるKIRKBIがそれぞれ10億ドルを出資。同社の評価額は315億ドルに達した。
Epic Gamesは1991年に創業。本社は米ノースカロライナ州ケーリー。3Dゲームエンジン「Unreal Engine」やオンラインゲーム「フォートナイト」の開発で知られる。
ソニーはEpicの既存投資家で、2020年と2021年に合計4億5,000万ドルを同社に出資。一方、レゴは今年4月7日にEpicとの提携を発表。子供や家族が安全に楽しめるメタバースの開発で協力することを明かしていた。
新たな資金は、Epicのメタバース構築というビジョンを推進し、同社の継続的成長を支援するために活用されるとのこと。KIRKBIのCEOは「投資の一部は、我々や子供たちが暮らす未来の世界にインパクトを与えるであろうトレンドにフォーカスしている」と言及している。
Epicのティム・スウィーニーCEOは「エンターテイメントと遊びの未来を構築するためにビジョンを共有するパートナーが必要」とコメント。「ソニーとKIRKBIとのパートナーシップの中でこのことに気づいた」と述べた。