2022年04月07日 18:52
セブン&アイ、海外コンビニ事業の躍進で51%増収
Shutterstock

セブン&アイ・ホールディングスが4月7日、2022年2月期本決算を発表。海外コンビニ事業が好調で、営業収益は51.7%増の8兆7,497億円と大幅な増収。営業利益は5.8%増の3,876億円となった。

国内コンビニ事業の営業収益は1.7%増の8,732億円。夏場の天候不順で弱含みで推移したものの、コロナ渦が直撃した前年比ではプラスを確保。ただ、商品販売動向の変化に伴う粗利率の低下と販管費増で減益だった。

セブン&アイ・ホールディングス

海外コンビニ事業は2.3倍の5兆1,943億円。買収したSpeedwayが貢献し、全社営業利益の6割弱を稼ぎ出した。スーパー事業(イトーヨーカ堂)は減益。百貨店事業(そごう・西武)は赤字幅が改善したものの、売却を検討している。

Speedwayは米国で主流のガソリンスタンド併設型コンビニで、店舗数(3,854店)は全米3位。首位の米7-Eleven(9,519店舗)と合わせ米国シェアは8.9%に拡大した。買収に2.3兆円を投じたが、有利子負債の削減は計画を上回る。

品揃え改善や店内調理の拡大などSpeedwayの強化を進め、2023年2月期には4.5億ドルのシナジーを期待。同期の営業収益見通し9兆6,530億円(10.3%増)のうち、海外コンビニ事業が7割弱を占めるまでに成長する見通しだ。