2022年04月05日 17:23
廃石膏ボードリサイクルも好調、ダイセキ環境ソリューションが増収増益
Shutterstock

土壌汚染対策などを手がけるダイセキ環境ソリューションが4月5日、2022年2月期本決算を発表。土壌汚染事業と廃石膏ボードリサイクル事業が好調で、売上高は前年比14.5%増の170.8億円、営業利益は74.1%増の21億円だった。

土壌調査・分析から自社センターによるリサイクル・無害化処理までワンストップで行う土壌汚染対策が主力事業。建設汚泥や廃石膏ボードなどの産廃処理・リサイクルも手がける。

画像名

土壌汚染事業は高利益率案件の受注で平均単価が堅調に推移し、売上高は17.1%増の140.9億円に拡大。廃石膏ボードリサイクルの売上高も16.1%増の21.9億円と好調。広域営業が奏功し、年間入荷量は14%増の9.3万トンに拡大した。

廃石膏ボードの排出量は2010年に190万トンとされ、今後建築物の解体に伴い増加が見込まれる。処理に手間がかかる上、リサイクル率が2%程度と低いのも課題。同社は廃石膏ボードを紙と石膏に分離し、段ボール原料と石膏ボードに再利用する仕組みを確立している。

不動産・建設市場は当面安定的に推移すると見込み、2023年2月期は売上高189億円(10%増)、営業利益24.9億円(18%増)を予想。既存事業の強化と新規事業の育成も進め、2025年2月期に売上高227億円が目標だ。