2022年04月05日 17:13
救急現場のデータ管理を効率化 TXP Medicalが15億円調達
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救急医療関連事業を展開するTXP Medicalは4月5日は、伊藤忠商事などを引受先とする第三者割当増資で約15億円の資金を調達したと発表した。

救急医が2017年に創業。大病院の救急外来に特化した、救急医療データプラットフォーム「NEXT Stage ER」を提供する。救急隊や医師などが、患者の容態やトリアージ情報などを記録し、電子カルテ化できるサービスだ。

カルテの文章など非構造化データを、医学研究などに利用しやすい構造化データに容易に変換できるのが特徴。入力データから台帳を作ったり、研究データを蓄積したりなど、データの変換・応用が効率的に行える。

大学病院の救命救急センターシェアは20%を超え、年間50万件の救急患者の情報を蓄積しているという。

救急隊が、音声コマンドや画像OCRで患者情報を入力できるモバイルアプリも提供。鎌倉市・豊田市などの自治体で実利用が始まっている。

新規事業として、がんのカルテテキストや、放射線/病理レポートを構造化データに変換する病院向けプロダクトを提供。製薬企業向け医療データ分析サービスも展開。ASEAN諸国をメインに、海外展開も進める。

伊藤忠グループの医療関連企業との事業連携も視野に入れる。