2022年04月04日 11:16
米アマゾン、同社初の労働組合が結成
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アマゾンのニューヨーク市スタテン島にある倉庫の従業員らが4月1日、労働組合結成に関する投票を実施。賛成2,654票、反対2,131票で同社施設で初の労組が結成された。

新たな労組「Amazon Labor Union(ALU)」を結成したのは同社の「JFK8」という物流拠点の従業員。同拠点はアマゾンのニューヨーク唯一のフルフィルメントセンターで、8,300人以上が働いているという。

アマゾンは今回の投票結果に関して「失望している」とコメント。「従業員にとっては企業と直接関係を持つことがベストだと考えている」とした。同社は同倉庫での労組結成を阻止するため、民主党とつながる米広報・調査会社のGlobal Strategy Groupを雇ったとも報じられていた

ALUは今後、アマゾン経営陣との労使交渉に臨む。健康と安全、給与、昇進、労働条件、交通、時間、組合つぶしの8つの方針について、直ちに変更を要求していくという。

今回の労組結成について、NYTimesは「組合労働者にとって歴史上最大の勝利の1つ」と言及。CNBCは「アマゾンは労使関係戦略を見直す必要があるだろう」とする労働・雇用政策専門家の声を紹介している。