米Bird 車椅子用の軽量バッテリーを試験導入
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電動スクーターを手がける米国のBirdは24日、車椅子用の軽量バッテリーを試験導入すると発表。あらゆる車椅子に対応しており、長い距離の移動も可能とする。
Birdは2017年にカリフォルニア州で創業。世界300都市で電動キックボードのシェアリングサービスなどを展開する。日本では21年、東京都内で実証実験を開始している。
今回の取り組みは、21年夏に同社がニューヨーク市で開始した電動車椅子レンタル事業の一環。電動車椅子本体ではなく、車椅子に取り付け可能なアタッチメントを貸し出すという。
アタッチメントは350Wのモーター、軽量リチウムバッテリー、スロットルを備える。同社はNY市交通局など自治体側の協力も得たとし、「障害を持つ人にとって移動が大きく変革する」と強調する。
電動キックボードはここ数年、新たな移動手段として注目を浴びている。小回りが効き、最寄駅から目的地までの短距離など「ラストワンマイル」を担う足として急速に普及が進む。
都市の渋滞緩和の一手として期待も高い。一方、交通ルールや規制といった制度面、保険の対象範囲が定まっていないことなど課題も多い。