2022年03月22日 11:43
tinder親会社、ひとり親向けマッチングアプリ「Stir」を発表
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Shutterstock

オンラインデーティングサービス大手の米マッチグループは3月21日、ひとり親向けマッチングアプリ「Stir」を発表。米国内2,000万人のひとり親層へのアプローチを目指す。

マッチグループは1995年創業。2015年に米ナスダック上場。本社は米テキサス州ダラス。「Tinder」や「Match」、「Pairs」などのオンラインデーティングサービスを提供。有料会員の総数は1,620万人以上。2021年通期の売上高は29億8,300万ドル。

「Stir」は主流のデーティングアプリでサービスが行き届いていない、ひとり親層に新たなつながりやコミュニティを提供。「子持ちであることがハンディキャップになる」、「デートのためのスケジュール調整が難しい」といったひとり親の抱える出会いの問題にアプローチする。

同アプリでは、子どもの習い事や共同育児などで忙しいひとり親向けに専用の機能を提供。たとえば、「Stir Time」という機能では、ユーザーが「自分の時間」を表示でき、マッチ相手とのカレンダー調整が用意になるという。

マッチグループ幹部のDinh Thi Bui氏は「ひとり親が歓迎され、自分らしくいられるような出会いの提供に専念する」とコメントしている。