米フェデックス、物流逼迫下で収益性向上
FedEx Newsroom
米配送大手のフェデックスが17日、2022年2月までの四半期決算を発表。売上高は236億ドル(前年比10%増)、営業利益13.3億ドル(同32%増)と増収増益を果たした。
配送あたりの売上が高止まりしたことで収益性が向上。冬場が例年ほど厳しくなかったことなど、環境要因の追い風があった。一方では運送費や人件費の高騰など、ネガティブな要因もある。

特に逆風になったのがオミクロン株拡大だ。配送網に支障をきたし、1〜2月は顧客の需要が減退。今後もインフレ影響を抑制するため、業務効率の改善や売上の「質」にフォーカスをあてる。
三つの事業部門のうち最大の「FedEx Express」は、オミクロン株の影響で米国内・国際配送が一部制限。地上配送の「FedEx Ground」は人件費高などが逆風となったが、配送単価の拡大で売上を拡大させた。
小口貨物を扱う「FedEx Freight」は営業利益が3倍近くに拡大。配送単価が19%伸び、1日あたりの平均配送数も2%増えた。同部門の営業利益率は15%に達している。