2022年03月18日 14:58
ワービーパーカー、オフライン展開加速で実店舗数は160店突破
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米D2Cアイウェアブランドのワービーパーカーは3月17日、2021年10〜12月期決算を発表。売上高は前年同期比17.8%増の1億3,290万ドル。営業損益は4,589万ドルの赤字となった。

ワービーパーカーは2010年創業。2021年にニューヨーク証券取引所に上場。デザイン性に優れたアイウェアやコンタクトレンズを販売。オンライン販売からスタートし、現在は北米で160以上の実店舗を展開。眼科検診や視力検査なども提供している。

Warby Parker

2021年通期では、売上高は前年比37.4%増の5億4,080万ドル。営業損益は1億4,400万ドルの赤字。過去1年で実店舗数は35店増加。コンタクトレンズの売上は倍増。顧客一人あたりの売上は前年比13%増の246ドルとなった。

同社は2022年、新たに40店舗の新規出店を計画。オフライン展開をさらに加速させる。通期の売上高見通しは前年比20〜22%増の6億5,000万〜6億6,000万ドル。この数字はオミクロン株による約1,500万ドルの売上損失の影響も含む。

同社は、眼鏡のみを提供する企業から総合的ビジョンケア企業への進化を強調。今後のコンタクト事業や視力検査事業の拡大、遠隔検査アプリ「Virtual Vision Test」の機能充実などに言及している。