2022年03月09日 17:11
再成長のハウテレビジョン、野心的な目標を開示
Shutterstock

ハウテレビジョンが9日、2022年1月期決算を発表。売上高は11.4億円(前年比32%増)、営業利益は4,600万円と黒字化を果たした。

新卒領域で「外資就活ドットコム」、中途領域で「Liiga(リーガ)」を展開。グローバルプロフェッショナルを目指す若手ハイクラス層へのリーチが強みだ。

今期は新卒事業が9.0億円(前年比25%増)、中途事業が2.5億円(同75%増)を売り上げた。成長率は拡大したが、期初計画からはそれぞれ13%、10%ずつ下振れした。

ハウテレビジョン 売上構成

新卒事業は22卒と比べ各指標が減少。22年はコロナ影響でイレギュラーなアクセス増・就活早期化が見られたと説明する。23卒は、21卒と比べると堅調に推移した。

中途事業の累積会員数は6.58万人と積み上がり、マッチング数(求人応募数)も一年を通じて前年を大きく上回った。

黒字化達成の一因は、外注費・本社費用などのコストカットだ。従業員数は59人と、前年同時期(56人)から同水準。今後はビジネス領域、エンジニアリング領域での人員増強を計画する。

2023年1月期は売上17億円(49%増)、営業利益3億円(542%増)と強気の予想を立てる。コストコントロールを継続することで、営業利益率の向上を目指す考えだ。