米オラプレックス、IPO後も高成長維持
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ヘアケアブランドの米Olaplex Holdingsは3月8日、2021年10〜12月期決算を発表。売上高は1億6,650万ドル(前年比78.7%増)、営業利益は9,842万ドルだった。
オラプレックスは2014年、カリフォルニアで創業。科学者が開発したヘアケア製品を販売する。2019年、米投資会社アドヴェント・インターナショナルが買収。2021年、ナスダックに上場した。

髪はヘアカラーやパーマなどでダメージを受けやすい。全製品に特許取得成分のBis-Aminoを配合。ダメージケアや髪質改善に効果があるといい、60か国以上で販売されている。日本には2018年に上陸した。
好業績の要因はSpecialty Retail事業の高成長だ。アメリカの百貨店が取り扱いを開始。大手化粧品専門店での販売コーナーも拡充され、消費者が手に取りやすくなった。売上高は前年比4.3倍の5,960万ドルに伸びた。
ヘアサロン向け製品などプロフェッショナル事業の売上高は5,710万ドル(9.0%増)。自社ECなどを利用したDtoC事業の売上高は4,970万ドル(84.5%増)だった。通期の売上高は7億9,600万ドル〜8億2,600万ドルを見込む。