Salesforceが先ほど発表した2020年6〜8月期決算は、最終損益が10.8億ドルの黒字だった。
そのうち11億ドルは投資先の上場による投資リターンである。Salesforceの投資先ではSnowflakeが9月に上場し、株価が1日にして倍増した。
Salesforceの業績は以下の通り。

CEOのマーク・ベニオフは「大規模なエンタープライズ向けのソフトウェア企業で、これほどのペースで成長しているものは他にない」とアピール。
同時に、Slackの買収についても正式に開示した。来期予想には、Slackの売上として約6億ドルが算入されている。
SaaSの代表的企業として、Salesforceには安定収益が潤沢にある。一方、オーガニックな急成長を続けるのは年々難しくなるはずだ。売上の先行指標となるRPOは前年比17%増と、やや鈍化傾向である。
Salesforceは安定的なキャッシュフローを優良SaaSの買収に費やすことで、長期的な競争優位を高めることができる。Slackの買収も、そうした動きの一つと言えるだろう。
なお、買収総額は277億ドルになる見込み。Slackの株価は、11月10日から丸々80%ほど高騰した。