ソニーとHonda、モビリティ分野で提携
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ソニーグループとHondaは、モビリティ分野の戦略的な提携を発表した。2022年内に共同出資会社を設立し、2025年に電気自動車(EV)を発売する想定だ。 日本を代表する企業同士が手を結び、EV化の主導権争いに挑む。
ソニーは2020年のデジタル見本市CESで試作EV「ビジョンS」を初披露。今年1月には、EVの市場投入方針を表明した。今回の提携では、サービスプラットフォームを開発し、新会社に提供。他の自動車メーカーにも開放する。
新会社は製造設備を持たず、初期モデルの製造はHondaは担う。Hondaの三部敏宏社長は昨年4月の就任記者会見で、2040年に世界で販売する全車種をEVか燃料電池車に切り替える戦略を発表した。
ソニーとHondaは、町工場から世界的企業に成長した戦後日本を代表する企業。それぞれの創業者、井深大と本田宗一郎は互いに親交を温めたと言われる。
Hondaの三部社長は発表文に寄せたコメントで「ソニーとHondaは歴史的・文化的にシンクロする点の多い企業ですが、それぞれの得意とする技術ドメインは異なる」と述べ、相乗効果に期待を寄せた。