デジタル画像処理のアスカネットが上方修正
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画像映像加工サービスを提供するアスカネットが7日、2022年4月期3Q決算を発表。売上高は前年比11.9%増の46.9億円、営業利益は3.7億円。通期業績予想は売上高63.3億円、営業利益4.4億円に上方修正した。
同四半期では、主力のフォトブック事業が売上高25.5億円(前年比12.1%増)で成長を牽引。結婚式が開催されるようになり、プロフェッショナル写真家向け市場の売上が拡大した。

遺影写真加工サービスを行うフューネラル事業も売上高20.2億円(前年比10.6%増)と2桁増。コロナ禍により葬儀の小型化しているものの、施行自体は「ほぼ正常化している」という。
独自技術のASKA3Dプレートの製造・販売を行う「空中ディスプレイ事業」も新たな展開を見せた。今年1月、セブンイレブン店舗にて、「デジPOS」の実験を開始。非接触・空中ディスプレイがセルフPOSレジに採用された世界初の実証実験となった。
空中ディスプレイ事業では積極的な先行投資を実施。4Qには研究開発費や広告宣伝費が計上される見込みで、業績予想には織り込まれている。