2022年03月01日 14:21
テラドック・ヘルスとアマゾン、Alexa活用で提携
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遠隔医療サービス大手の米テラドック・ヘルスは2月28日、米アマゾンとの提携を発表。両社はアマゾンの音声アシスタント「Alexa」を活用したバーチャルケアサービスで協力する。

テラドック・ヘルスは2002年に創業。2015年にニューヨーク証券取引所に上場。ニューヨーク州パーチェスに本社を置き、遠隔診療サービスやバーチャルケアサービスを提供。有料会員数は5,100万人以上。

新たなサービスはAlexaに対応する幅広い「Echo」端末で米国のユーザー向けに提供を開始。Alexaに医師とコンタクトを取りたい旨を伝えると、テラドックに登録する医師からEchoに折り返し電話がかかってくる仕組み。

同サービスは風邪やインフルエンザ、アレルギー症状など緊急性の低い健康上の問題に対応。当面は音声での提供となり、将来的にはビデオ通話にも対応する。なお、1回あたりの診察料は保険ありで0ドルから、なしで75ドルから。

テラドック幹部のドナ・ボイヤー氏は「当社とアマゾンのコラボレーションは、医療アクセスへの障壁を取り除く新たなステップとなる」とコメントしている。