中小企業の経営支援サービスを展開するライトアップが2022年3月期業績予想の上方修正を発表。売上高は前回予想から2.7億円増の28億円（前年比31％増）、営業利益は0.6億円増の9.1億円（同51.1%増）と、前年から大幅な増収増益となる。

2002年に創業。メルマガの企画制作を皮切りに、ITツールを活用した中小企業支援に事業を拡大。2018年に東証マザーズに上場した。

IT関連商材の共同仕入れ・共同開発を行うBtoBネットワーク「JDネット」を展開。企業が月額5万円を支払うことで各種ITツールを割安に仕入れて自社顧客に販売できる仕組みだ。DX化コンサルティングなどと連携させ、中小企業支援のバリューチェーンを構築している。

2022年1月時点のJDネット利用社数は592社と前年比48.7%増と好調。補助金・助成金診断・申請システム「Jシステム」の申込件数は64件。14自治体が導入し、コロナ渦で経営が厳しい地元企業の支援に活用。コンサルティングなども堅調だった。

月額3000円で補助金・助成金の申請をサポートする「JSaaS」も拡販。地域情報サイト「まいぷれ」を運営するフューチャーリンクネットワークに出資し、まいぷれを利用する約1.8万店にJSaaSを提供していく。