2022年02月25日 18:26
ワークマンがキャンプギア参入、土屋哲雄専務が語る次の成長戦略
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Strainer

2022年2月22日、ワークマンが「キャンプギア&春夏新製品」の発表会を行った。これまで作業服を軸に、アウトドアウェアやスポーツウェア、女性服といった衣料品へとジャンルを広げてきたが、テントなどの「キャンプギア」という新機軸を立ち上げる。

同社専務の土屋哲雄氏は、会場で「ワークマンの新しい挑戦は“遊び”」と語った。キャンプギアの販売額は、初年度だけで40億円を見込む。

コロナ禍において、アパレル業界は壊滅的な状況に陥った。そんな中でワークマンは、8日に発表した2021年4-12月期決算で、チェーン全店売上高1,260億円(前年比7.0%増)、営業総収入918億円(前年比10.4%増)、営業利益226億円(同12.2%増)と安定した成長を見せた。

成長の理由は2020年に参入した「#ワークマン女子」のような、一般向け商材の好調さだ。 しかし、こうした新業態を始めたことによる課題も生じた。ワークマンの急成長を支えた“Excel経営”の限界が見え始めたのだ。

今回は、土屋氏にインタビューを敢行。こちらの記事では、水面下で進める「第2のデータ経営」と次の成長戦略を、Strainer読者に向けて語ってもらった。