遠隔医療プラットフォームを手がける米Hims & Hers Healthは2月22日、2021年10〜12月期決算を発表。売上高は前年同期比104%増の8,470万ドル。営業損益は2,150万ドルの赤字となった。

Hims & Hersは2017年創業。2021年にニューヨーク証券取引所にSPAC上場。本社はサンフランシスコ。医薬品・パーソナルケア製品のオンライン販売や遠隔診療サービスなどを手がける。

同期の売上高の内訳は、オンラインが7,831万ドル。卸売が638万ドル。重要指標では、平均注文額（AOV）が前年同期比5ドル増の74ドル。純注文数が同83%増の106万3,000件となった。

2021年通期では、売上高は前年比83%増の2億7,190万ドル。営業損益は1億1,500万ドルの赤字。サブスクリプション会員数は前年比95%増の60万9,000人。

同社は2022年の売上高に関して、1〜3月期が9,000〜9,300万ドル、通期が3億6,500万〜3億8000万ドルとの見通しを示している。

売上高が市場予想を上回ったことで、同社の株価は22日の時間外取引で13%上昇した。