2022年02月24日 14:17
Allbirds、23%増収も費用増大
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米フットウェアメーカーのAllbirdsは2月23日、2021年10〜12月期決算を発表。売上高は前年同期比23%増の9,720万ドル。営業損益は640万ドルの赤字となった。

Allbirdsは2016年創業。2021年にナスダック上場。サンフランシスコに本社を置き、自然由来の素材を使用したシューズやアパレルを手がける。

Allbirds

今四半期は米国の売上高が前年同期比25%増の7,690万ドル。海外の売上高が同14%増の2,030万ドル。米ホリデーシーズン中の消費者の高い需要が成長を牽引した。

一方、販売費及び一般管理費は売上の37.7%の3,670万ドルに拡大。複数の新店舗のオープンと従業員の増加が拡大の主な要因だという。

2021年通期では、売上高は前年比27%増の2億7,750万ドル。営業損益は3,287万ドルの赤字。2021年は新たに13店舗を出店し、直営店数は35店舗まで増加した。

共同CEOのジョーイ・ツウィリンジャー氏は「2022年の製品ロードマップはこれまでで最も強力」とコメント。「当社のイノベーションエンジンと小売店の継続的な拡大、国際的な存在感の向上が2022年の売上高成長率を引き続き加速させるだろう」と述べた。