2022年02月17日 13:24
Shopify、44%増収も成長鈍化予想
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ECプラットフォームを手がけるShopifyは2月16日、2021年10〜12月期決算を発表。売上高は前年比41%増の13億8,000万ドル。営業利益は1,440万ドルとなった。

同期の売上高の内訳は、サブスクリプションソリューションが前年比26%増の3億5,120万ドル。マーチャントソリューションが同47%増の10億2,880万ドル。加盟店や取扱高の増加が成長を牽引した。

Shopify

同期の取扱高(GMV)は前年比31%増の541億ドル。自社の決済ソリューションによる総決済高(GPV)は277億ドルで、GMV全体の51%を占めた。

2021年通期では、売上高は前年比57%増の46億1,190万ドル。営業利益は2億6,860万ドル。取扱高は同47%増の1,754億ドルとなった。

同社は2022年、倉庫や配送ネットワークなどの設備投資に2億ドルを見込む。また、同年上半期について、新型コロナウイルスの流行の落ち着きと消費者の実店舗への回帰に伴う成長の鈍化を予想。これらの見通しを受け、同社の株価は一時18%下落した。