2022年02月10日 14:27
1台当たり売上高が13%増
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日産自動車が2月9日に2021年4~12月期決算を発表。売上高が15.7%増の6兆1,540億円、営業利益が1,912億円(前年同期は1,316億円の赤字)。収益性の改善が進んでおり、通期の利益予想を上方修正した。

累計販売台数は前年比4.6%増の290.6万台。10~12月期に限ると16%減の90.4万台だった。半導体不足の影響で足元では伸び悩むものの、世界市場全体の落ち込みペース(18%減)は上回った。

日産自動車

継続的に投入した新型車が好調。日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した「ノート」「ノート オーラ」は国内小型車セグメントでシェア13.9%(前年比6.6ポイント増)を獲得。中国では「シルフィ」が2021年の同国販売台数トップの座を維持した。

利益の悪化要因だった販売奨励金の抑制や、デジタル販売チャネルの活用も促進。販売の質の改善が進み、1台当たり売上高は13%向上。自動車事業のフリーキャッシュフローはプラスに転換し、営業利益で3,127億円のプラス要因になった。

2022年3月期通期の販売台数見通しは380万台(前期比6.2%減)で据え置く。売上高は前回予想から900億円減の8兆7,100億円とする一方、販売の質の改善効果や円安を盛り込み、営業利益は300億円増の2,100億円へと上振れする。