IPO初の決算発表、6割増収
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AIサービスのJDSCは3日、2021年7月〜12月期決算を発表。IPO後初の決算発表で、売上は6億7,800万円(前年比62.9%増)、営業利益は1,900万円(前年は3,400万円の赤字)だった。新規上場に一時的な費用がかかったとして最終損益は600万円の赤字となった。
JDSCは2018年に創業したAI開発・AI活用サービスを手がける東大発の新興企業。東大の研究室と協力して、企業の課題解決や新規事業の開発に取り組む。2021年12月に東証マザーズに上場した。

大手企業と協力することで高成長を目指す。大手学習塾などと学習支援プログラムを開発。スーパーなどの小売業向けには需要予測に基づく在庫管理システムを提供する。ホームセンターや製造業など他企業からも引き合いがある。
2022年1月、高齢者の健康維持を目指す実証実験への参加を発表。フィットネス事業者やロボット開発事業者と協力する。高齢者家庭の電力使用量などのデータを解析。加齢に伴うリスクを検知するAIを開発し、今後の展開が期待される。
さらにデータを蓄積して既存事業を拡充、単価アップを期待する。2022年6月期の売上は前期比35.2%増の14億7,300万円、営業利益は7,600万円を見込む。