物流単価アップで38%増益
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米宅配大手のユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)が2月1日、2021年10~12月期の決算を発表。売上高は前年比12%増の277億7,100万ドル(約3.2兆円)、営業利益(調整後)は38%増の39億5,200万ドルだった。輸送単価の上昇と物流需要増が追い風となった。
輸送業界では人件費と燃料費の高騰が懸念材料だが、UPSは2021年通年でも売上高は前年比15%増の972億8,700万ドル、営業利益は51%増の131億4,400万ドルを達成した。荷物一個あたりの収益増によりコスト高を吸収した。

2021年10~12月は個人向け日次配送量は前年比4%減少したが、法人向け数量が9%増えたことも収益を押し上げた。
2022年は前年を上回る1,020億ドル程度の売上高を予想。市場平均の1,000億ドルを超える。営業利益率は前年の13.5%から若干プラスの13.7%を見込む。同社は「2023年の連結売上高と営業利益率の目標を1年早く達成できそうだ」とコメントした。
決算会見でキャロル・トメCEOは「荷物にタグを使用して生産性を向上させる」と発言。毎日1,000を超えるトレーラー分の積載量が削減できるという。