ずば抜けた営業利益率「55.5%」
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FA(ファクトリーオートメーション)大手のキーエンスが2月1日に発表した2021年3~12月期決算は、売上高が+44.7%の5,453億円、営業益が+61.0%の3,024億円と大幅な増収増益だった。
1974年創業。FA向けセンサーなどの世界大手。営業利益率が51.4%(2021年3月期)という高利益体質でも知られる。株式時価総額はトヨタ、ソニーに次ぐ日本市場3位の15.3兆円(2022年2月2日終値ベース)に達している。

世界的に個人消費や景気の回復傾向が続く中、企画開発と営業を強化。新商品の継続的な投入も好業績につながった。
同期実績の営業利益率は55.5%、経常利益(3,098.5億円)率は56.8%。製造業の平均(営業利益率3.6%、経常利益率6.0%)をはるかに上回る強力な利益体質を維持している。
同じFA大手のSMCも好調。中国と日米欧で、半導体、自動車、工作機械などの分野で受注が拡大し、業績見通しを上方修正している。キーエンスは業績予想を公開していないが、過去最高だった2019年3月期の売上高5,871億円を上回るのはほぼ確実とみられる。