2022年02月01日 14:12
他社EVへの充電ステーション開放を拡大
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米EV大手のテスラは1月31日、急速充電器「スーパーチャージャー」を備える充電拠点を他社製EVにも開放する取り組みを欧州で拡大すると発表。新たにフランスで20か所、ノルウェーで15か所の拠点がこの試験運用の対象となる。

同社は2012年からスーパーチャージャー網の展開を開始。これまで世界各国で3万基以上を設置。2021年11月には、オランダで10か所のステーションを他社製EVに利用可能にする試験運用を開始していた。

現時点では、急速充電規格「CCS」をサポートするEVが同社の拠点での充電に対応。充電拠点はテスラのアプリで発見でき、利用はオランダ、フランス、ノルウェー、ドイツ、ベルギーに在住するEVドライバーに限られる。

なお、テスラ車以外による利用では追加料金が発生する。これは幅広い車種の充電への対応とステーションの調整にコストがかかるためだという。

同社は「スーパーチャージャー網を利用する顧客が増えれば、より迅速な拡大が可能になる」と言及将来的にはすべての充電拠点を他社製EVに開放することを目指しているという。