大口顧客増加で30%増収
Shutterstock
ITサービス管理SaaSなどを提供する米ServiceNowは1月26日、2021年10〜12月期決算を発表。売上高は前年比29%増の16億1,400万ドル、営業利益は3,500万ドルであった。また、一株あたり利益は1.46ドルで、アナリスト予想の1.43ドルを上回った。
今四半期はサブスクリプション売上高が15億3,230万ドルで前年比29%増。年間契約額が100万ドル以上の新規顧客との取引は135件で同52%増。大口顧客の数は1,359社まで増加した。

ServiceNowは、ERP移行企業のGekkobrainとソフトウェアテスト自動化企業のDot Walkの買収で主力製品「Now Platform」への投資を継続。また、アーンスト・アンド・ヤングやKPMGとの提携も拡大している。
同社のビル・マクダーモットCEOは「当社は再び、予想を大幅に上回る結果をもたらした」と言及。「Service Nowの革新的プラットフォームに対する顧客からの需要はかつてないほど高まっている」と語った。