EV需要取り込み最高益に
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日本電産が1月26日、2021年4~12月期の決算を発表。売上高は前年同期比19%増の1兆4,072億円、営業利益は17%増の1,346億円でともに過去最高だった。EV向けの車載部品の販売が好調。約3,000億円の生産投資などで成長を加速させる。
日本電産はEVモーターにギアなどを合わせてパッケージ化した「イーアクスル」が戦略商品。中国メーカーなどへの販売が拡大し、イーアクスル採用車種の販売台数は2021年末で26万5,000台超と前年比倍になった。家電や産業向け部品も好調だ。

ただ、2021年10~12月期の四半期では、営業利益は443億円と前年同期比4%減った。鋼材など原材料価格の上昇が要因。
2022年3月期の業績予想は据え置くが、決算説明会で永守重信会長は「業績に満足はしていない」として改善への意欲を示した。
2025年度に売上高4兆円を目標にする。3,000億円を投じて世界でイーアクスルの生産能力を増強。電動二輪車や小型EV向け精密モーターでも2022年中に約10件の量産を視野に入れている。
家電や産業用は市場成長を上回る年率10~11%の増収達成を目指す。