2022年01月26日 14:45
垂直農業スタートアップPlentyに投資
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米小売大手のウォルマートは1月25日、垂直農園を手がける米Plentyへの投資を発表。ウォルマートは年内にもカリフォルニア州の店舗でPlentyの葉物野菜の取り扱いを開始する。

Plentyは2014年に創業。カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置き、屋内垂直農法技術による無農薬の農産物を生産。今回の調達を含めた累計調達額は9億ドルを超える。

同社は米Albertsonsやアマゾン傘下のWhole Foodsなどの食品スーパーに農産物を供給。また、食品デリバリーのInstacartやGood Eggsなども同社の商品を取り扱っている。

ウォルマートは今回、Plentyが4億ドルを調達したシリーズEラウンドに参加。同ラウンドはOne Madison GroupとJS Capitalが主導し、ソフトバンク・ビジョン・ファンドも参加。ウォルマートの投資額は不明だが、同社の幹部一人がPlentyの取締役に就任する見込み。

ウォルマート幹部のCharles Redfield氏は「このパートナーシップは農業イノベーションを加速させる」とコメント。また、「人と地球に優しい新たなカテゴリー生鮮食品をもたらし、持続可能性に関する当社のコミットメントを強化する」と語っている。