2022年01月26日 16:24
BPO・コールセンターのアウトソーシング
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コールセンター受託やBPOを提供するビーウィズが1月17日、東証一部への新規上場を承認された。上場日は3月2日を予定。右肩上がりの成長を続け、2021年5月期は288億円、経常利益21.1億円をあげた。

2000年に三菱商事とソフトバンクの共同出資会社として設立。2015年にパソナグループが完全子会社化。

主力事業は、クラウド型PBX「Omnia LINK」を活用したコールセンターサービスの受託と、バックオフィスに加え業種・業界固有の業務にも対応できるBPO。AIを活用した新コミュニケーション手法や帳票OCRなど、デジタル対応も進めている。

ビーウィズ

2022年5月期は非対面化ニーズの高まりによる新規案件受託などを見込む。売上高は前年比12.6%増の324.7億円、営業利益は20.1%増の25.6億円を予想。顧客との契約が続く限り継続的に収益を生むストック型であり、売上高の約8割が5年以上の取引先から

公募増資により調達する16億円(想定発行額ベース)は設備資金と運転資金に充てる予定。コンタクトセンターの新設・増床や、Omnia LINKの機能拡充に向けたソフト開発などへの投資を計画する。

株式の想定売出価格は1,920円、上場時発行済株数は 1,370万株。想定時価総額は263億円となる。