2022年01月25日 14:22
クラウド好調で7割増益
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米IBMが1月24日に2021年10~12月期決算を発表。売上高は前年比6%増の166億9,500万ドル(約1兆9,000億円)、純利益は72%増の23億3,200万ドル(約2,700億円)。一株利益は3.35ドルと市場予想(3.30ドル)を上回った。ソフトウエアやコンサル部門が好調。今後はハイブリッドクラウドやAIを軸に、収益拡大を目指す。

主力のソフトウエアの売上高は8%増の72億7,000万ドル。2019年7月に340億ドルもの巨額資金を投じて買収したソフトウエア大手のレッドハットの収益が寄与。自動化やクラウド事業も好調だった。

IBM

コンサルの売上高は13%増の47億5,000万ドル。特にDX支援がけん引した。

CNBCによると、アービンド・クリシュナCEOはアナリストらに対し「2022年は1桁台半ばの収益成長ができる」と語ったという。

IBMは2021年11月にインフラの構築や運用サービス事業を「Kyndryl(キンドリル)」として分社化。2022年1月21日には投資会社にワトソン・ヘルスの分析データなどの売却を発表した。22年第2四半期中の売却完了を見込む。IBM本体はハイブリッドクラウドやAIに経営資源を集中させる。