2022年01月24日 15:19
「小が大を飲む」買収で赤字5億円
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ビザスクの2021年3月~11月期決算は、営業収益が前年比66.2%増の18億7,200万円に成長した。利益面では、米Coleman Research Groupの買収関連費用により大幅な赤字を計上。営業損失は2億5,200万円、純損失は5億4,100万円となった。

企業や個人が、実名登録した“その道のプロ”に、1時間からピンポイントに相談できるスポットコンサル仲介事業のパイオニア。2020年3月にマザーズに上場した。

ビザスク

2021年8月、同業で売上規模が倍の米企業Colemanを約112億円で買収すると発表。「小が大を飲む買収」と話題を集めた。Colmanと統合プラットフォームを構築して世界に進出する。

2022年11月末時点で、ビザスクプラットフォームの国内登録者数は13万人超と順調に伸長。業界調査やユーザーインタビューなどに広く使われ、大手企業の利用も目立つ。

クライアントの要望を受け、ビザスクのスタッフがコンサルタントを紹介するフルサポート形式の「ビザスクinterview」は国内外で積極的なマーケティングを行い、約2万件の取引があった。