“巣ごもり消費”一段落、次はNFT
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電子書籍取次大手のメディアドゥが2022年3月~11月期決算を発表。売上高は前年比27.0%増の787億6,700万円、営業利益は4.6%増の22億5,000万円。純利益は13.3%減の10億9,600万円に着地した。
在宅勤務や外出自粛を背景にした「巣ごもり消費」や紙からの移行といった市場環境下で、電子書籍の売上は2Qまで伸長。3Qに入ってピークアウトの様相を呈しているという。海賊版サイトによる悪影響も一部にあったとしている。

次の成長に向けた新事業を開拓中だ。独自のNFTマーケットプレイス「FanTop」で昨年10月にNFT販売をスタート。書店で本を購入した人にNFTを活用したデジタル特典を付与するサービスの提供も始めた。
12月には、ユーザー投稿型小説サイト「エブリスタ」の株式をDeNAから取得。UGC(User Generated Content)にも参入し、IPや収益源の多角化を急ぐ。
純益の減少は、連結子会社Nagisaに関する特別損失3億9,400万円を計上した影響が大きい。ネット広告に関するプラットフォーマーの規制など、事業環境が変化。のれんの回収可能性について検討し、減損処理を行った。