2022年01月14日 10:19
コロナ渦以前の水準に近づく
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吉野家ホールディングスが1月12日、2021年3~11月期決算を発表。売上高は1,134億円(前年比10.6%減)、営業損益は14億円で黒字転換。寿司チェーン「京樽」を売却した影響を除くと2.5億円の増収となった。

国内1,187店舗を展開する牛丼チェーン「吉野家」事業は、売上高789億円(前年比0.1%増)。コスト削減の奏功で、セグメント利益は前年比1.9倍の52億円に拡大した。

吉野家

吉野家の既存店客数は11月時点で前年比104.9%。10月には原材料高騰を受け、牛丼(並盛)の税込価格を39円アップの426円とする値上げを断行。客数の回復と合わせ、9~11月の既存店売上高は前年比103.2%と堅調だ。

2019年比では、既存店売上高は3~11月累計で91.8%。9~11月に限れば97.8%と、足元ではコロナ渦前の水準に回復しつつある。うどんチェーン「はなまる」事業(国内462店舗)と海外事業も増収だった。

時短協力金が当初見込みを上回り、2022年2月期通期の経常益予想を45億円増の150億円に上方修正。感染再拡大の影響が見通せないとし、売上高は1,527億円、営業益は27億円で据え置く。