「仮想工場」構築でUnityと提携
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韓国の現代(ヒョンデ)自動車は1月6日、ゲームエンジン大手の米Unityとの提携を発表。両社は仮想工場「メタファクトリー」のための新たなメタバースのロードマップおよびプラットフォームの設計・開発で協力する。
Unityは2004年にデンマークで創業。リアルタイム3Dコンテンツ開発プラットフォームのリーディング企業で、2020年9月にニューヨーク証券取引所に上場。モバイルやPC、家庭用ゲーム機向けゲームの50%以上がUnityを使用して開発されているという。
両社が協力するメタファクトリーは現実の工場を仮想空間上で再現したもの。工場の設備稼働のシミュレーションや運営の最適化を可能にする。また、生産工程での問題発生時には遠隔で解決できるという。
現代自動車はまず、2022年中に完成予定のシンガポールのR&D拠点「HMGICS」のメタファクトリー構築を目指す。Unityはこのためのリアルタイム画像描画技術の提供や専用の管理システム開発なども担当する。
現代自動車のヨンチョー・チー(Youngcho Chi)社長は同拠点について「製造イノベーションのゲームチェンジャーとなるだろう」と言及している。