2022年01月12日 09:16
「Watson Health」売却を再検討か
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IBMが、ヘルスケア事業「Watson Health」の売却を再び模索しているとする情報筋の話をAxiosが報道。希望額は10億ドル超だという。

Watson Healthは、IBMが2015年4月に立ち上げたヘルスケア事業。医療機関や保険者、製薬会社向けに同社のAIプラットフォーム「Watson」を活用したソリューションを提供している。

IBMでは同事業立ち上げ以降、Truven Health Analytics、Phytel、Merge Healthcareらの医療テック関連企業を買収。40億ドル以上をかけて事業を強化していた。しかし、2021年初頭には事業売却を検討していることが報じられた。

今回の報道によれば、IBMは2021年末にBofA証券に買い手候補探索を依頼。入札は2022年1月4日に締め切られ、複数のPEファームと事業会社1社が候補に浮上したとされている。また、同社は1月中に買い手の選定を終えたい考えだという。

Watson Healthについては2021年2月、年間売上高が約10億ドルで現状赤字との話が伝えられていた。買収企業にとって当面の課題は黒字化になるとみられ、AxiosはPEファームによる将来的な事業分割の可能性にも言及する。