2022年01月11日 11:31
老舗高級車、過去最高の売れ行き
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言わずと知れた超高級車、英ベントレーの販売が堅調だ。2021年の販売台数は前年比31%増の14,659台と、2年連続で過去最高を記録。ハイブリッド車(HV)をはじめとした新型車投入が奏功した。

1919年創業の老舗ブランドで、1998年から独フォルクスワーゲンの傘下に入った。2020年に「ビヨンド100」戦略を発表し、2030年までの完全電動化を目指している。

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2,000万円程度に上る超高級車を展開。2021年に最も売れたのは、全販売台数の40%を占めたSUV「ベンテイガ」だ。クーペなどの「コンチネンタルGT」シリーズが全体の33%で続く。

スポーツセダン「フライングスパー」は同27%。同車種は近くHV投入を控え、今年は一段の成長が見込まれる。ベンテイガは2015年に販売開始後、2019年にHVを追加。昨年は5台に1台がHVだ。

地域別では、米国と中国で世界販売の過半を占有。欧州やアジア太平洋など含め、全市場で2桁成長を記録した。2021年は上半期だけで従来の通期最高益を上回る好業績だ。

エイドリアン・ホールマークCEOは「ベントレーが重きを置く戦略が支持された結果だ」とコメント。電動化技術へ投資を続ける考えを示した。車メーカーが軒並み半導体不足に悩む中、好調の持続性にも関心が集まる。