2022年01月06日 15:15
バン供給でウォルマートと契約
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米自動車大手のゼネラルモーターズ(GM)は1月5日、配送用EVバンの供給でウォルマートと契約したことを発表。すでに同様の契約を結ぶFedExについても、供給車両数をさらに追加することを明かした。

GMの配送業者向け事業「BrightDrop」は、2021年1月に発表された新事業。EVバンとコネクティッド製品、専用のソフトウェアやサービスからなるエコシステムを法人向けに提供。大型EVバン「EV600」や電動パレット「EP1」等を展開する。

GMは米国の宅配・フードデリバリー向け自動車市場が2025年までに8,500億ドル規模に成長すると試算。BrightDropを含む新規事業の売上を現在の20億ドルから2030年までに800億ドルまで成長させることを目指す。

今回、ウォルマートとは5,000台のバン供給で契約。また、すでに500台の供給契約を結んでいたFedExには、追加で2,000台の車両を供給する。

BrightDropのトラヴィス・カッツ(Travis Kats)CEOによれば、同社のEVバンの予約数はすでに2万5,000台に到達。FedEx向けの500台の納車は2022年中に完了する見込み。ウォルマート向けの納車は2023年に開始予定だという。