2021年12月28日 17:08
倉庫シェアの物流DX企業が4億円調達
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倉庫のシェアリングサービスを展開する「souco」が23日、4億円の調達を発表。凸版印刷などが出資し、累計調達額は8.7億円となった。翌24日には凸版印刷と倉庫ソリューション開発で協業する方針も示した。

注目する理由: 人手不足に悩む物流業界では、ITの力で効率管理を行う「物流DX」へのニーズが向上中。データベース化が未成熟な領域で、新たなモデル構築に挑む2016年設立のsoucoもその1社だ。

ミッションは「テクノロジーによって物流リソースの最適配分を支える」。物流施設・倉庫の空きを抱える企業と、一時的な保管ニーズがある荷主の情報を集約。1年未満の短期を中心に、小ロット~1000坪単位で倉庫をマッチングする。

全国1,300超ある倉庫拠点の中から、荷主の保管先を確保する。料金は全国一律で、申し込み手続き完了から最短3日で利用可能。「1日10円から」の格安で利用できる点がアピールポイントだ。

2019年6月には、企業間の倉庫シェアを可能とするプラットフォームサービスを始めた。2021年12月現在、倉庫提供企業と荷主となる企業のアカウント登録数は計2,000超。今では倉庫シェアの他、輸送の手配ができるサービスも担う。

今回の調達資金はsoucoのサービス強化・拡充に活用。中原久根人社長は、将来的に海外展開も見据えていると話す。外資系企業の国内倉庫利用、日本企業の海外倉庫活用など多様な需要を見込む。