2020年11月30日 07:27
大盛り上がり
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電気自動車メーカー「テスラ」は12月21日より代表的な株価指数であるS&P500に採用される。テスラの株価は今月だけで45%を超える高騰。

しかし世界は広いものだ。今月、テスラよりパフォーマンスの良かった銘柄は一つではない。

エネルギー

11月の株価パフォーマンスが良かった産業の一つがエネルギー業界だ。デボン・エナジー(DVN)やマラソン・オイル(MRO)といった会社は月初から53%を超える高騰を記録している。

同じくオクシデンタル・ペトロリウム(OXY)、ダイヤモンドバック・エナジー(FANG)、Apache(APA)に至っては70%を上回る急騰だった。

低迷領域に注目が集まった

クルーズ事業者のカーニバル・コーポレーション(CCL)は59%、航空機メーカーのボーイング(BA)はテスラにはわずかに及ばないが45%もの高騰だ。

今月急騰している企業の多くが年初来、株価が大きく低迷させてきた。ワクチン開発に関する報道もあって、復興への期待が先行しているのかもしれない。その点、今後の先行きはやはり不透明である。

そう考えると、年初からほぼ一貫して右肩上がりのテスラはやはり驚異的。今年はテスラの一年と言っても過言ではなさそうだ。