2021年12月27日 19:17
トラック中古車両売買で運送・物流業界のDXを
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トラック運送業向けの車両売買プラットフォーム「トラッカーズ」を展開するAzoopが24日、シリーズBラウンドで総額9億円を調達。トラック中古車両売買を切り口に、物流・運送業のデジタル化へ踏み込む。

注目する理由: トラック運送事業の市場規模は約16兆円。労働力不足や輸送効率の悪化に加え、業務の受発注のデジタル化も進んでいない。Azoopはそれらを一気に解消する事業として期待が集まる。

2017年に創業したAzoopは、当初から運送・物流にフォーカス。2018年に車両売買プラットフォーム「トラッカーズ」をリリース。その後、中古車ECやオークション、運送業務効率化システムなど合計4つのサービスを展開してきた。

なかでも中古車EC「トラッカーズマーケット」は、相見積もりなどの中間コストを大幅にカット。相場より100万円程度安く、買取価格は50万円程度高い取引実績を残す(いずれも平均値に比べて)。2019年2月末時点で、利用企業数は500社を突破している。

2020年9月には、約13,000社の運送事業者と取引を行うトランコムと代理店契約を締結。求貨求車サービスと連携し、さらに販路を広げた。2021年に4つ目のサービスとなる「トラッカーズM&A」をリリース。事業継承の仲介にも参入した。

調達で得た資金は、各プロダクト開発のほか、人材採用へ投資。トラックの中古車両売買を足がかりに、運送・物流事業者の業務効率化を叶えるサービス拡大へ動き出す。