2021年12月25日 10:48
「BOTANIST」を生んだオンラインからオフラインへのマーケティング力
Shutterstock

東証マザーズ上場のI-neが12月17日、成長可能性に関する資料を公開。ヘアケア製品「BOTANIST」に加え、新ブランド育成にも注力。2021年は売上高280億円(前期比19.8%増)、営業利益20億円(32.2%増)を見込む。

注目する理由: 大西洋平社長が掲げるのは「ネットで流行らせたものを店頭で売る」ビジネスモデル。ビッグデータからニーズを読み取り、ネットで仕掛けてリアルで拡販する手法を駆使してブランド育成に取り組む。

2007年創業のファブレスメーカー。美容家電「SALONIA」やドリンク「CHILL OUT」といったライフスタイルブランドを展開する。2015年発売の「BOTANIST」ヒットで急成長し、2020年9月にIPOを果たした。

I-ne 売上構成

15年間育てたD2Cプラットフォームはオンライン累計顧客数340万人超・顧客データ3400万人超。ここが商品開発の起点となり、国内6万2000店舗の販売網を通じて拡販。オンラインからオフラインへの流れを生かした商品開発・マーケティングが最大の強みだ。

主力のBOTANISTとSALONIAが売上の8割近くを占める。今後は認知向上や新分野への進出、中国展開などで両ブランドを強化。今期の合計売上高は215億円(18.7%増)を見通す。

一段の成長を担うのが「CHILL OUT」や禁煙サポート商品「NICOLESS」などの育成ブランド。プロモーション強化による認知度向上や販売店拡大を進め、育成ブランドで今期に合計売上高55億円(71.8%増)を目指す。