2021年12月27日 19:56
SIもコンサルもクラウドワーカーに?
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クラウドソーシング国内最大手のクラウドワークスが、成長可能性に関する資料を公開。雇用の流動化やDX化進行で市場が急拡大すると想定、次の10年で売上総利益230億円(直近年度の6倍)を目指す。

注目する理由: コロナ禍に伴うテレワークの普及や副業ニーズの高まりが追い風。M&Aなどを通じて事業領域をSIやコンサルにも広げ、業績を急拡大させる計画だ。

クラウドワークス マッチング事業

在宅ワーカーと仕事発注者をつなぐ「クラウドソーシング」のプラットフォームが軸。業務委託エンジニアのエージェントサービスや、副業求人、ワーカー向けスキル教育など、周辺領域にも展開する。

登録クラウドワーカーは470万人(前年比60万人増)、仕事発注者は76万社(同9万社増)と国内最大規模。同社の試算によると、フリーランスと副業人材を合計した人口は1,300万人超にのぼり、ワーカーの開拓余地は大きいとする。

既存事業の対象市場は2.6兆円規模と推計。新サービス開発やM&Aを通じてSI(7兆円)やBPO(1兆円)、コンサル市場などにも進出することで、さらに9兆円を積み増せるという。

売上を伸ばしつつ業務効率化を進め、2021年9月期の営業利益は6億円に改善。売上総利益は36億円(前年比8.4%増)と拡大した。売上総利益の成長率20%以上を続け、2030年には230億円を目指す。